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防災対策、きちんとしていますか?

企業には、従業員や顧客の生命の安全を第一に考えなければならない責任があり、さらに帰宅困難者への支援、災害発生時の地域支援、地域社会の一員として復旧・復興に貢献する責任も負っています。
企業は、このような観点にたって、防災への備えを行うことが重要です。

●事業所における帰宅困難者対策のポイント

  1. 一斉帰宅の抑制(従業員はむやみに移動を開始しない)
  2. 施設内待機のための備蓄の確保
  3. 備蓄の10%ルール等、共助の推進
  4. 施設の安全確保
  5. 安否確認・情報収集手段の確保
  6. 混乱収拾後の帰宅ルールの策定
  7. 上記等に関する事業所防災計画等の作成と訓練による検証

防災備蓄には「初動対応用」と「3日間待機用」の2つがある

災害発生後、初動対応においては、初期消火・避難誘導・安否確認・救助救命活動や災害情報・被害状況の把握、応急物資の準備などを行います。
また、防災備蓄には「初動対応用」と「3日間待機用」の2つがあります。「初動対応用」の備蓄資材は、すぐに持ちできる場所に収納保管しておく必要があり、大事なことは、混乱の中でも「すぐに持ち出せること」です。

※オリコB&Cでは、ショールームやオフィスの受付等のオープンスペースに、初動対応用の資材をまとめて収納保管する保管庫もラインアップしています。

3日間待機と必要な備蓄量

災害発生後3日間は「応急対策活動」を優先する(72時間の壁)ため、不用意な移動を控える必要があり、企業は従業員に向けて一斉帰宅させないようにする必要があり、これを「3日間待機」と呼びます。
そのため「従業員が3日間、事業所・オフィスで生活するための防災備蓄」が必要となり、これが基本的な「企業の防災備蓄」に該当します。防災備蓄は、最低でも3日分、7日分以上あればなお良いです。
「3日間待機用の備蓄」は、初動対応用の資材とは異なる場所に保管しておくと効率的です。

※オリコB&Cでは、備蓄用食料品や各種防災用品はもちろん、防菌防臭加工を施した下着類もラインナップ。また共助の観点で社有車等に備えるための防災セット等もラインナップしています。

定期的な点検と更新の重要性

防災備蓄は一度揃えれば良いというものではありません。定期的に以下を行い、万全な体制を維持してください。
✓ 賞味期限や消費期限の確認
✓ 設備や備品の点検
✓ 防災訓練の実施
企業の防災備蓄は、従業員やその家族、さらには取引先の安全と信頼につながります。
今すぐ取り組みを開始し、災害に強い企業を目指しましょう。